新ブランドECO3が本格始動

　2024年の念頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

　このたびの能登半島地震におきましては、被災された皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

　昨年は長く世界中を震撼させていた新型コロナウイルス感染症が落ち着きを見せ、国内では5類感染症へと移行となり、行動制限も解除され経済活動が再開した年でした。3年を超える行動制限は経済環境を大きく変化させ、ビジネスを取り巻く環境も大きく変化してきました。

　印刷業界で言えば人の行動制限で商業印刷を中心に印刷物需要は大きく減少し、厳しい状況の中での経営を余儀なくされました。今後も印刷需要がコロナ前の水準までにV 字回復するシナリオは描きにくく、かつ高騰する資材コストと向き合いながらの事業計画が必要となるでしょう。

　弊社は、日本アグフア・ゲバルトから新たにECO3 Japan（エコスリージャパン）へ社名変更いたしました。印刷業界が直面する厳しい状況の中でお客様の経営にお役に立てる３つのECOをご提供したいという思いから新ブランドECO3を立ち上げました。

　ECO3というブランドに込めた想いは以下の通りです。

1.Economical（経済的） 印刷製造工程において、ムダ・ムリ・ムラを排除し効率的、かつ経済的なソリューションを提供したい。

2.Ecological（環境対応） 印刷業界における地球環境に配慮した持続可能な社会の形成を実現するソリューションを提供したい。

3.Extra Convenience（利便性） 弊社ソリューションにおいて高い利便性を追求し、お客様が製造プロセスにおいて付加価値の高いモノづくりができるようなソリューションを提供したい。

　変化の激しい今の時代の経営は、“従来通り”では衰退の一途をたどる一方であり、淘汰されていく業界内での勝ち残りは厳しくなります。エコスリージャパンは「未来の印刷業界へ向けた価値を創造する」をミッションに掲げ、お客様のボトムライン改善ソリューションを軸に、新規ビジネス創造、また環境対応を全力でサポートしてまいります。 最後になりますが、本年も皆様のご多幸とご繁栄を祈念し、私の新年の挨拶とさせていただきます。